総合地球環境学研究所
地球環境問題を研究する拠点にふさわしく、環境負荷の低減と地域景観への調和を追求した建築である。京都の伝統的な街並みに配慮し、高さを抑えた瓦葺きの勾配屋根を採用するとともに、建設地に元々あった樹木を最大限保存して配置された […]
Gravitecture 大阪城
大阪城公園内に点在する3つの小規模な公共施設(レストハウス、大手前、城南)の総称である。歴史的な石垣や堀が残る敷地において、「重力を視覚化する」というコンセプトのもと、薄い耐候性鋼板を用いた独自の構造形式が採用された。1 […]
龍谷大学大宮図書館
重要文化財が並ぶ大宮学舎の歴史的な景観を尊重し、地下に主要機能を配置することで地上ボリュームの圧迫感を抑えた設計が特徴である。建物は、明治時代の擬洋風建築である本館の軸線と呼応するように配置され、既存の石畳や樹木を保存し […]
北日本新聞 創造の森 越中座
北日本新聞の新たな製作拠点として、工場見学施設と新聞博物館を併せ持つ「メディアプラザ」を内包する複合施設である。3層にわたる工場空間に立体的な生産ラインを収め、それらをガラス越しに一望できる「ゲストエリア」を隣接させるこ […]
東京工業大学緑が丘1号館レトロフィット
1967年竣工の既存校舎に対し、建物を使いながら施工を行う「居ながら施工」を前提とした「攻めの耐震補強」プロジェクトである。既存のコンクリート躯体の外側に、スタッドや配筋で一体化した鋼製ブレースを設置し、さらにエネルギー […]
東京音楽大学100周年記念本館
創立100周年を機に、公道で分断された3つの敷地を一体化し、音楽大学の新たなシンボルとして計画された。周辺の閑静な住宅街への騒音に配慮しつつ、「社会に開かれた建築」を目指し、外装には遮音性に優れた短冊状のプレキャストコン […]
三重県立熊野古道センター
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保存・活用拠点として、尾鷲湾を望む高台に建設された。建物は、棚田の石垣のような基壇の上に、尾鷲ヒノキやスギの無垢材を用いた6,500本以上の柱が林立する「木の殿堂」とも呼ぶべき圧倒的な […]
千葉市立美浜打瀬小学校
幕張ベイタウンに位置する、3校目のオープンスクール形式の小学校である。最大の特徴は、120m×80mの広大な2枚のコンクリート厚肉床(厚いスラブ)と、それらを支える「スパイン」と呼ばれる極太の柱群で構成された、非階層的な […]
さつき幼稚園
福岡市郊外の丘陵地に位置し、既存の棚田の地形を活かして3つのレベルに分節された園舎である。最大の特徴は、木造格子梁による大屋根が連続する構造であり、天井面のグリッドが空間に秩序とリズムを与えている。園舎は床から1mの高さ […]
虎ノ門タワーズ
ホテルオークラ東京に隣接する高台に位置し、オフィス棟とレジデンス棟からなるサステナブルなツインタワーである。オフィス棟の外装には、超高層建築でありながら自然換気を可能にする「ボックス型ダブルスキン」を採用し、中間期のエネ […]
黒松内中学校エコ改修(校舎棟)
既存のRC造校舎に大規模改修を施し、サステナブルな学習環境へと再生させたプロジェクトである。 耐震性能向上のため建物中央部をあえて解体(減築)し、そこにガラス屋根を架けた2層吹き抜けの「ひかりのみち」を挿入した。 この吹 […]
大阪弁護士会館
中之島の歴史的景観との調和と、市民に開かれた「法の正義」の象徴性を両立させた建築である。外観は、ガラスボックスを大型陶板を用いた格子状の構造フレームで覆うことで、透明感と法組織の厳格さを同時に表現している。構造面では、第 […]
SSM 菅野美術館
彫刻作品を収蔵・展示するために設計された、「泡のカテドラル」をコンセプトとする美術館である。最大の特徴は、10m×12m×12mの立方体の中に、石鹸の泡が集まったような「セル(小空間)」を重層的に配置した構成にある。各セ […]
府中市立府中小学校・府中中学校“府中学園”
中心市街地の小学校4校と中学校1校を統合し、工場跡地を含む広大な敷地に建設された施設一体型の小中一貫校である。中庭を囲む形式(クワドラングル)を基本ユニットとし、小学校と中学校それぞれの活動領域を確保しながら緩やかに連結 […]
志井のクリニック
市街地と田園が交差する境界に建つ、小児科クリニックである。最大の特徴は、大きな1枚の「大屋根」の下に、診察室や処置室などの諸機能を収めた9つの「小屋(小さなハコ)」を散りばめた構成である。小屋をそれぞれ異なる角度に配置す […]
