紙の教会
阪神・淡路大震災で焼失したカトリック鷹取教会の聖堂跡地に、コミュニティ活動の拠点として建設された仮設集会所である。建築家・坂茂の呼びかけにより、延べ160人以上のボランティアの手でわずか5週間という短期間で完成した。平面 […]
森の展望台・トイレ
北摂山系の豊かな自然に囲まれた茨木市青少年野外活動センター内に位置する、展望台とトイレを一体化した施設である。建築を単独のオブジェとしてではなく、広大なランドスケープの一部として捉え、周囲の樹木や地形に溶け込むような構成 […]
JINS京都寺町通
京都の寺町京極商店街に位置する、JINS初のコンセプトショップである。鉄骨造のビル1階のテナント区画内に、あえて動かしがたい現場打ちコンクリートの平屋を2棟「放り込む」というハウス・イン・ハウスの構成をとる。この平屋は町 […]
コンテナ町家
京都市内の細長い「ウナギの寝床」状の敷地に建つ、築約100年の木造長家3軒と19基の中古コンテナを組み合わせた複合施設である。既存の長屋を保存しながら、それを跨ぐように2層分の鉄骨フレームを新築し、その中にテナント用のコ […]
和歌の浦アート・キューブ
万葉集にも詠まれた景勝地「和歌浦」に位置し、名勝の景観を保全しながら市民のアート活動を支援する拠点である。建築的には「キューブ」と呼ばれる10個の機能別ユニットを分散配置する構成をとる。景観の優れた北東に最も大きなホール […]
筑紫の丘斎場(R//C)
周囲の山並みの稜線に呼応するように、緩やかにうねりながら地表から立ち上がる巨大なコンクリートシェル屋根が最大の特徴である。屋根と壁が未分離のまま連続するダイナミックな造形により、建築そのものが地形の一部のような景観を創出 […]
兵庫県立芸術文化センター
阪神・淡路大震災からの「心の復興」を象徴する、3つの独立したホールを擁する複合文化施設である。外装にはタイル貼りではなく、テクスチャーに拘った4色の特注レンガ約54万個を使用し、重厚かつ深みのある表情を創出している。内部 […]
京都市本能特別養護老人ホーム・京都市立堀川高等学校本能学舎
元本能小学校の跡地に建設された、高齢者福祉施設と高校教育施設(堀川高校)からなる全国的にも稀な複合施設である。敷地中央に、地域住民が自由に通り抜けられる「本能の辻子(ずし)」と呼ばれる小路を設けることで、分断されていた街 […]
総合地球環境学研究所
地球環境問題を研究する拠点にふさわしく、環境負荷の低減と地域景観への調和を追求した建築である。京都の伝統的な街並みに配慮し、高さを抑えた瓦葺きの勾配屋根を採用するとともに、建設地に元々あった樹木を最大限保存して配置された […]
Gravitecture 大阪城
大阪城公園内に点在する3つの小規模な公共施設(レストハウス、大手前、城南)の総称である。歴史的な石垣や堀が残る敷地において、「重力を視覚化する」というコンセプトのもと、薄い耐候性鋼板を用いた独自の構造形式が採用された。1 […]
龍谷大学大宮図書館
重要文化財が並ぶ大宮学舎の歴史的な景観を尊重し、地下に主要機能を配置することで地上ボリュームの圧迫感を抑えた設計が特徴である。建物は、明治時代の擬洋風建築である本館の軸線と呼応するように配置され、既存の石畳や樹木を保存し […]
三重県立熊野古道センター
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保存・活用拠点として、尾鷲湾を望む高台に建設された。建物は、棚田の石垣のような基壇の上に、尾鷲ヒノキやスギの無垢材を用いた6,500本以上の柱が林立する「木の殿堂」とも呼ぶべき圧倒的な […]
大阪弁護士会館
中之島の歴史的景観との調和と、市民に開かれた「法の正義」の象徴性を両立させた建築である。外観は、ガラスボックスを大型陶板を用いた格子状の構造フレームで覆うことで、透明感と法組織の厳格さを同時に表現している。構造面では、第 […]
世界遺産 熊野本宮館
熊野本宮大社の門前に建ち、「スギの木の林立するような建物、その木洩れ日の光で満たされた空間」を理念に掲げたビジターセンターである。建物全体は、前方から後方へ高く伸びる巨大な一枚の片流れ屋根に包まれ、中心軸を境に多目的ホー […]
加古川のオフィス
新興住宅地の中に位置し、芝生の広場に白いキューブが佇むような外観が特徴である。オフィスという閉じられた機能ながら、敷地の南側を地域に開放することで街との調和を図っている。内部はトップライトや地窓、坪庭から差し込む柔らかな […]
