つくば建築試験研究センター試験研究本館
開放的な木造の事務空間を実現した、ハイブリッド構造のオフィス建築である。建物の両端部に階段室や設備を集約した鉄筋コンクリート造のコアを配置し、その間に木造の執務エリアを架け渡す構成をとっている。地震力などの水平荷重を剛性 […]
長楽寺禅堂
阿武隈川のほとりに位置する、400年の歴史を持つ曹洞宗寺院の境内に建てられた坐禅堂である。高床式の架構や大屋根による自然通風といった伝統建築の知恵を、現代的な建築表現へと再構成している。1階は周囲の木立から風を取り込み、 […]
諫早市こどもの城
白木峰高原の微地形に呼応するように配置された、蛇行する平面構成が特徴である。当初の分棟案から、管理性や死角の解消を考慮して1棟のワンルーム案へと統合された。内部は、地形の起伏に沿った広大な床と、多様な天井高を持つ折れ曲が […]
狭山ひかり幼稚園
埼玉県狭山市の住宅街に建つ木造平屋の園舎である。園庭に面して配置された各保育室は、家型の天井や小屋に囲まれた庭のような空間など、それぞれ異なる形態と仕上げを持つのが特徴である。これらを貫くように幅の異なる2本の通路(「大 […]
中川政七商店新社屋
奈良県奈良市に建つ、老舗商店の旧社屋に付随する増築棟である。最大の特徴は、既存建物のファサード前面に、厚さわずか2m、長さ20mという極めて薄いボリュームを配置した構成にある。この増築部分には、エントランスや階段といった […]
東京工業大学環境エネルギーイノベーション棟
最先端のエネルギー・環境研究の拠点として、CO2排出量60%以上の削減と電力のほぼ完全な自給自足を追求した実証研究棟である。建物の南・西面および屋上を覆う4,500枚超の太陽電池パネルが最大の特徴であり、これらは本体構造 […]
さざなみの森
広島県東広島市の里山に位置し、自然環境を巧みに取り込んだ認定こども園である。1979年開園の既存園舎をベースに、竹原義二による独創的な増改築が段階的に施されている。建物は、地形の起伏をそのまま生かして「里山のレベル差」を […]
北海道工業大学体育館“HIT ARENA”
北海道科学大学(旧:北海道工業大学)のキャンパス内に建つ、アリーナと学生交流の場を兼ねた複合体育施設である。最大の特徴は、南面の巨大なカーテンウォールと1,050枚の太陽光パネルが並ぶ外観、そして内部に設けられた開放的な […]
清水建設本社
「超環境オフィスの創造」をテーマに、最先端の建築・環境技術を結集して建てられた。東京都中央区に位置する、地下3階地上22階建てのオフィスビルである。外装にはアルミ鋳物型枠のPC(プレキャストコンクリート)フレームを採用。 […]
八海山雪室
霊峰・八海山を望む里山に位置する天然の冷蔵庫である。冬に降る3m超の雪を1,000t貯蔵し、日本酒などを低温高湿下で長期熟成する機能を持つ。建築は周囲の自然景観を取り込むため、目立たずひっそりと佇むよう設計されている。巨 […]
山鹿市立鹿北小学校
熊本県北部の3校統合により新設された小学校である。地場産の杉材を活用し、住宅用の材木を組み合わせて施工を可能にした。コンクリートのコアを挟んで木造部分を分棟化し、コンクリート部分で地震力に抵抗する構造計画としている。木造 […]
群馬県農業技術センター
細い木材を斜格子状に2段に並べたメッシュ状の屋根を、テントのように張力(テンション)を与えて架け渡す構造技術である。通常であれば重さで垂れて折れてしまうような細い材(90×75mmのスギ材)でも、引張力を利用して垂れを減 […]
録museum
ロードサイドの店舗が立ち並ぶ国道沿いに建つ、私設の美術館兼カフェである。周囲の喧騒から隔絶された静謐な空間を創出するため、敷地に樹木を植える計画と建築設計を同時に進行させた「森の中の建築」を体現している。建物は、グリッド […]
文京区立森鷗外記念館
文豪・森鷗外の旧居「観潮楼」の跡地に建つ記念館である。歴史ある住宅街のスケールに配慮し、建物の高さを抑えつつ、外壁には職人が一枚ずつ表面を削り出した特注のレンガタイルを施し、時の重なりを感じさせる独特の質感を持たせている […]
猪苗代のギャラリー
もともとは1889年(明治22年)に酒造作業蔵として建設されたが、上棟時に磐梯山の噴火で被災し、さらに2011年の東日本大震災によって土壁が崩落するなど全壊状態となった。この蔵を震災復興のシンボルとして保存再生するため、 […]
