52間の縁側
約100メートル(52間)に及ぶ長い縁側を特徴とする、高齢者デイサービス施設である。「ケアが必要な人とそうでない人を分けない」という理念のもと、巨大な屋根の下に仕切りのない空間が広がり、地域住民や子供たちが自由に立ち寄れ […]
八勝館・御幸の間
名古屋の老舗料亭・八勝館の増築客間として計画された和風建築であり、数寄屋建築の伝統を現代的感覚で昇華した空間である。庭園との関係を重視し、開口部や軒の出、室内外の境界を繊細に操作することで、静謐で緊張感のある座敷空間を成 […]
図書印刷株式会社原町工場
当時の地方都市における新しい工場像を追求し、合理的な生産ラインと従業員の労働環境に配慮した設計が特徴である。特に、工場棟を包み込むような大きく緩やかなカーブを描く屋根が特徴的で、工業生産のダイナミズムを象徴している。構造 […]
神奈川県立図書館・神奈川県立音楽堂
戦後の文化復興を象徴する公共文化施設として、図書館と音楽堂を一体的に計画した建築である。高台の敷地条件を活かし、都市に対して開かれた配置と明快な動線計画が与えられている。外観は水平性を強調した端正な構成とし、構造体の論理 […]
世界平和記念聖堂
原爆犠牲者の鎮魂と世界恒久平和への祈りを目的として計画された宗教建築である。西洋教会建築の伝統を踏まえつつ、日本的な比例感覚や素材感を取り込み、静謐で内省的な空間を形成している。外観は量塊感のある壁体と簡潔な構成によって […]
国際文化会館
戦後日本の国際復帰を象徴する文化・交流拠点として計画された施設であり、会議・講演・宿泊・社交機能を一体的に備えている。起伏のある敷地と庭園を積極的に取り込み、建築と外部空間が連続する構成が特徴である。外観は水平性を基調と […]
秩父セメント第2工場
山間部の厳しい自然環境の中に計画された産業建築であり、機能合理性と景観への配慮を両立させた構成が特徴である。製造工程に即して建物群を整理し、動線は原料搬入から製品出荷までを効率的に結びつけている。外観は装飾を排した簡潔な […]
倉吉市庁舎
地方都市の行政機能を集約する中核施設として計画された庁舎建築である。簡潔で端正なボリューム構成と、明快な平面計画により、執務効率と市民利用のしやすさを両立している。外観は過度な装飾を排し、水平性を強調した構成によって公共 […]
中国電電ビル(旧日本電信電話公社)
広島市の中心部、平和記念公園からほど近い基町に建設された。垂直性を強調した外観が特徴的であり、街区のコーナーに位置するランドマークとしての役割を果たしている。内部は電信電話業務を効率的に行うための合理的なオフィスレイアウ […]
寿屋山崎工場(現・サントリー山崎蒸溜所)
1923年に日本初のウイスキー蒸溜所として誕生し、戦後の増築を安井建築設計事務所の佐野正一が手掛けた。名水百選に選ばれる離宮の水や、三つの河川が合流する湿潤な気候を活かしたウイスキーづくりの聖地である。建物は、機能的な工 […]
ロームシアター京都
戦後モダニズム建築の傑作として知られ、現在は命名権導入によりロームシアター京都として運用されている。力強く張り出した巨大なコンクリートの庇や、日本の伝統的な木造建築を思わせるプロポーションが特徴である。2012年から行わ […]
日本二十六聖人記念館
日本二十六聖人殉教の地である西坂の丘に、殉教400周年を記念して建設された。建築家・今井兼次が、アントニ・ガウディの思想に影響を受け、深い祈りと信仰を具現化した表現主義的建築である。外壁を彩る膨大な数の陶磁器破片によるモ […]
名古屋大学豊田講堂
トヨタ自動車からの寄付により、名古屋大学のシンボルとして建設された。コンクリート打ち放し仕上げの重厚なボリュームに対し、細めの柱で構成されたピロティ(柱だけで構成された吹き抜けの空間)が視線の抜けをつくり、建物に軽やかさ […]
大分県庁舎
モダニズム建築の特徴であるピロティのある高層棟と、低層の議場棟・正庁が交差する独特の構造が特徴である。機能主義に基づきながらも、都市景観との調和や、大分出身の彫刻家・流政之による壁面レリーフ「恋矢車」といった芸術作品を取 […]
アテネフランセ校舎
神田駿河台の急峻な崖地を巧みに利用して建てられた、フランス語教育のための校舎である。最大の特徴は、紫がかったピンク色の外壁に「ATHENEE FRANCAIS」のアルファベットを浮き彫りにした、タイポグラフィのような独創 […]
