トヨタ自動車からの寄付により、名古屋大学のシンボルとして建設された。コンクリート打ち放し仕上げの重厚なボリュームに対し、細めの柱で構成されたピロティ(柱だけで構成された吹き抜けの空間)が視線の抜けをつくり、建物に軽やかさを与えている。内部には1,200人収容のホールや会議室がある。槇氏は設計当時インドを旅行中で、ル・コルビジェに設計図面を見せて助言を得たという逸話もある。2008年には大規模な改修が行われ、BELCA賞(ロングライフビル推進協会による表彰)を受賞するなど、当初の意匠を尊重しつつ長寿命化を実現した優れた事例である。2011年には国の登録有形文化財にも登録されている。
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