既存校舎に囲まれた狭小な中庭に計画された、生徒の自発的な学習を促すためのメディアセンター。地下1階から地上2階までの全フロアを、緩やかなスロープとスキップフロアでつなぐことで、建物全体が一つの大きな「知の回廊」のような連続体となっている。構造面では、細い鋼管柱をランダムに配置して森のような空間を創出し、屋根や壁には多角形の面を組み合わせた複雑なジオメトリを採用。視線の抜けや光の入り方が場所ごとに変化し、生徒がその日の気分に合わせてお気に入りの居場所を見つけられる多様な空間を提供している。環境面ではクールヒートトレンチなどを活用し、都市の過密環境の中でも自然エネルギーを感じられる開放的かつ静謐な学習環境を実現している。
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