2007年に開館した横須賀市の市立美術館。三浦半島の観音崎に位置し、東京湾を望む美しい景観の中に建つ。周辺環境との調和を重視した、水平性を強調するミニマルなデザインが特徴である。
建物は、周囲の景観を最大限に取り込むよう、ガラス面が多く用いられたシンプルな箱型構成である。展示室の採光を確保しつつ、強い日差しを遮るための円形のトップライト(天窓)が建物の屋根に等間隔に配置される。
地下には、景色を楽しみながら食事ができるレストランや、海を望むミュージアムショップを配置。また、屋外の屋上広場は、芝生とデッキで構成され、建物全体が公園や展望台のような役割を果たし、地域住民の憩いの場となる。風景と建築が一体となった、開かれた美術館である。
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