「くまもとアートポリス」の一環として、熊本未来国体ヨット会場の管理施設を中心に計画された複合施設である。マリーナ運営の効率化とウォーターフロントの都市デザインの両立を目指し、管理機能だけでなくレストランや研修室を備えた、開かれた公共施設として構築されている。
建築は「連続体(CONTINUUM)メソッド」と名付けられた独自の手法により、複数の系(ゾーン)を統合した「最小限モデル」の変形操作によって生み出されている。このプロセスを通じて、複雑なボリューム構成の中に「ヴォイド(残余空間)」や吹抜け、屋外への抜けを創出し、活動が外部へ滲み出すような透明性の高い空間を実現している。外装にはガルバリウム鋼板の立てハゼ張りが採用され、えんじ色と茶色の縞模様による独特のテクスチャが、海の風景の中でマリーナの象徴となる動的な表情を与えている。
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